
かかりつけ医が見つかる!オンライン診療サービス「curon」をペアケアスタッフが体験!
かかりつけの婦人科がある女性は2人に1人
ペアケアユーザー337人にアンケートを実施したところ、8割のユーザーが婦人科を受診したことがあると回答しました。しかし、「その婦人科はかかりつけ(何でも相談でき身近で頼りになる)の医療機関や医師だと思いますか? 」という質問に対して「はい」と回答した方は50%でした。
日本では、婦人科は「妊娠してから行く」というイメージや内診が不安などの理由から、欧米などと比べ受診のハードルが高く、婦人科の受診率が低いと言われています。
特に、女性特有の疾患は、症状がでる頃には重篤化しているケースも少なくなく、妊娠を望んだタイミングで身体に何等かのトラブルを抱えているケースもあります。
そのため、定期的な婦人科の受診が重要で、身近で頼りになるかかりつけ医がいた方が良いと厚生労働省も推進しています。
「健康に関することをなんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介してくれる、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」と日本医師会では定義されています。
かかりつけ医をもつことのメリット
女性の生理前・生理中の症状は人それぞれ。特に、PMS(月経前症候群)の症状は150~200種類もあると言われています。日頃の状態をよく知っているかかりつけ医がいれば、生理不順や身体の不調の変化にも気づきやすいため、病気の予防や早期発見、早期治療が可能になります。
女性の体は「思春期」から「成熟期」、「更年期」とライフステージに応じて変化するもの。かかりつけ医がいることで、例えば、「初潮を迎えたばかりで生理周期が不安定」「子供が欲しいと思った時にいつピルをやめるべきか」などライフステージに合わせて相談することができます。
かかりつけ医がいない場合、自己判断で受診を控えたり、延期したり、あるいは、間違った対応策をとっているうちに重症化してしまうといったことが起きる場合があります。特に、女性特有の疾患は、症状が現れる頃には重篤化しているケースも少なくありません。そのため、必要な時すぐに医療的対策がとれるかかりつけ医を持つと安心です。
病院や先生をどうやって探したら良いの?
かかりつけ医といっても、自分にあった病院や先生をどうやって選んだら良いか迷うもの。特に婦人科は「予約が取りづらい」というイメージや「先生がどんな人なのかわからない」という不安もあります。
オンライン診療サービス「curon(クロン)」なら、アプリで簡単に診療の予約ができ、ビデオ通話で直接先生と話すことができるので安心して診療できます。
以前は初診の患者はオンライン診療を受診できませんでしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けてオンライン診療の規制緩和がおこなわれ、再診だけでなく初診の患者でもオンライン診療での治療を受けられるようになりました。
実際にペアケアスタッフが「curon(クロン)」でオンライン診療を体験!


まずは、クロンのアプリをダウンロードしてクリニックを検索します。クリニックを選択したら、「予約可能日時」から診療したい日時を選んで診療予約を申し込みます。
オンライン診療なので、病院までの移動時間や病院での待ち時間を気にせず診療を予約できます。学校や仕事の合間でもスキマ時間に診療できるのは嬉しいですね。
クロンで診療予約できる病院は、オンライン診療だけではなく対面診療も受け付けている病院です。そのため、ピルだけの処方を希望する場合やちょっとした不調はオンライン診療で効率よく相談し、血液検査や年に1回の定期健診は対面診療で、オンライン診療と対面診療をうまく組み合わせることもできます。
筆者は、今後の対面診療のことも考えて自宅から通える距離のクリニックを選びました。
予約日時を選択後、保険証のアップロードを行い、クレジットカードを登録して診療を予約します。保険証はスマートフォンで撮影したものをそのままアップロードするだけ。診療予約申し込みが完了した後は問診票を記入し、診療当日まで待ちます。このように予約から決済、問診票の記入まで全てクロンのアプリで完結します。
診療時間が近づくとクロンのアプリから通知が届きます。先生の入室が確認できるとビデオ診察が開始されます。
クロンのビデオ診療では約30分間先生の顔を見ながら直接相談ができます。
お互いの顔が見えることで安心して話すことができ、時には先生がパソコンの画面を見せてくれたり、手書きの図でわかりやすく解説をしてくれるため、対面の診療とあまり変わらない印象でした。
今回、筆者は月経移動について宮田先生に相談をしました。




このようなやりとりを通じて、筆者は7日分の中用量ピルを処方していただきました。
中用量ピルを飲んだ経験がないと先生に相談をしたら、ピルの飲み方や気をつけることを先生は丁寧に教えてくれました。
月経移動の他にも、筆者は生理前のイライラが悩みだったので、日常生活でのアドバイスを先生に相談しました。さらに、低用量ピルやホルモン剤を使った治療など具体的な治療法も教えていただきました。
今回は筆者は主に月経移動について先生に相談しましたが、先生とお話をすることで、生理前のイライラのようなPMS(月経前症候群)の改善に向けて、低用量ピルやホルモン剤での治療にも興味を持ちました。今回のオンライン診療をきっかけに、また今後も宮田先生に相談してみたいなと思いました。
診療が終了したあとは、処方せんの受取場所を選択します。筆者は会社の近くの薬局で受け取るよう選択しました。
診療後すぐに先生が指定した薬局に処方せんをFAXで送ってくれるため、早ければ診療後数時間でお薬を受け取ることができます。
筆者もお昼にビデオ診療し、夕方には薬局でお薬を受け取ることができました。
今回は中用量ピルの処方のため初診の筆者でも受け取ることができましたが、抗うつ薬や安定剤など規制によって初診では処方できない薬もあります。
オンライン診療と薬にかかった費用は?
最後に気になるのが費用。今回のオンライン診療とお薬にかかった費用は以下の通りです。
1)クロン利用料 330円
2)自費処方せん料 680円 + 送料 84円
※自費 診療での診察料金の目安のため診察内容により変動します
3)薬代(中用量ピル7日分) 1,386円
※薬代は薬の種類・用量・薬局によって異なります
クロンの利用料は1回のビデオ診療つき330円(税込)。クリニックへの交通費を考えると良心的な価格で気軽に相談ができるのは嬉しいポイントですね。
また、今回は中用量ピルを処方していただいたため自費の処方せん料が発生しました。









