生理中には「たまご」がおすすめ!含まれる栄養素とおすすめレシピまとめ
生理中には「たまご」がおすすめ!
さまざまな栄養素を豊富に含んでおり、“完全栄養食品”とも呼ばれる「たまご」。そんなたまごは生理中の不調を改善する栄養素もたっぷりと含んでいます。炒めたり、茹でたりと調理法も多いので、無理なく普段の献立に応用できるのも嬉しいですね。
「たまご」に含まれる栄養素とその効果
今回は「たまご」に含まれる栄養素の中でも、特に生理期間の不調に効果が期待できる栄養素をまとめてみました。
たまごには、女性ホルモンや筋肉のもとになる良質な「たんぱく質」が豊富に含まれています。熱の材料にもなるので、体温上昇にも効果が期待できます。ホルモンの変化によって冷えを感じやすい生理前〜生理中の時期に特に摂りたい栄養素です。
たまごには、肌荒れ解消に効果的な「ビタミンB群」をはじめ、皮膚の健康を保つ「ビタミンA」、ホルモンと似た働きをする「ビタミンD」、赤血球の生産を助ける「葉酸」など多くのビタミンが含まれています。肌荒れが気になる方や、妊娠を考える方にぜひ摂ってほしい栄養素です。
ただし「ビタミンC」はたまごに含まれていないため、他の食材と組み合わせながら摂取することで、より栄養バランスが整いますよ。
「カリウム」はむくみ解消に効果が期待できます。生理前は体内の水分量が増え、むくみや すくなります。“むくみ” の症状が見られる場合に特に摂取したい栄養素です。
たまごには「鉄分」のようなミネラルが豊富に含まれています。生理中は経血によって鉄分が奪われ、貧血になりやすい状態。普段から鉄分の多い食材を摂ることで貧血を予防することができますよ。ただし、日本橋「フィーカレディースクリニック」の篠原先生によると、たまごは鉄分の "吸収率" が悪い食材。果物やトマトのような、ビタミンCの多い食材を合わせて摂ることで鉄分の吸収率がよくなるのだそう。
「たまご」を使った生理中におすすめレシピ
鉄分を多く含むほうれん草とたまごを合わせたお味噌汁です。温かいスープで身体も温まりますね。
豆腐は女性ホルモンと似た働きをする「イソフラボン」が豊富。生姜も使用しているので、身体の内側からぽかぽかと温まれそうです。10分で作れるのも嬉しいですね。
たまごを豚肉で巻いた、たんぱく質たっぷりのひと品。甘辛いてりやき味でやみつきになる味わいです。
たまごと豚肉、玉ねぎをふんわりと炒めた時短レシピ。10分でパパッとつくれるので身体が重い生理期間にもおすすめ。
「たまご」で生理中の不調を改善しよう
生理前や生理中はどうしてもホルモンの乱れや栄養不足によって体調がくずれがち。調理法も多く、栄養たっぷりの「たまご」はそんな生理中にぴったりの食べ物です。他の食材と合わせながら、バランスよく栄養素を取り入れてみてくださいね。
まとめ
この記事では、生理中に「たまご」をおすすめする理由や含まれる栄養素ついてご紹介しました。 ポイントをまとめると下記の通りです。
- たまごはさまざまな栄養素を豊富に含んでおり、“完全栄養食品”とも呼ばれる。
- たまごに多く含まれる「たんぱく質」は、体温上昇に効果が期待できる。
- たまごにはさまざまな「ビタミン」が含まれており、肌荒れが気になる方や、妊娠を考える方におすすめ。
- たまごに多く含まれる「鉄分」は、経血により不足しがち。貧血対策に効果的。
- たまごに含まれる「カリウム」は、むくみ解消に効果的。
たまごには生理期間に摂りたい栄養素が豊富に含まれています。生理期間の食事に取り入れて、体調改善を目指しましょう。