オンライン処方で簡単!「アフターピル通販サービス」おすすめ8選
アフターピルとは
「アフターピル」とは、避妊に失敗したり、避妊をせずに性交渉を行ったりした際に、緊急的に用いる避妊薬です。「緊急避妊薬」とも呼ばれ、一定時間内に服用することで性交渉後でも高い避妊効果が得られます。避妊に失敗したタイミングからできるだけ早く服用すると妊娠阻止率が高く、時間が経てば経つほど妊娠阻 止率は下がります。
アフターピルの種類
アフターピルとして使用される薬には、大きく分けて3つの種類があります。避妊失敗から72時間以内に服用することで効果を発揮する「ノルレボ」、120時間以内に服用で効果を発揮する「エラ」、ヤッペ法という避妊方法に用いられる「プラノバール」といったアフターピルが代表的ですが、その違いをご紹介します。
※妊娠阻止率 = 妊娠確率が高い人が妊娠を阻止できる確率
「ノルレボ」は、緊急 避妊薬として2011年に日本で初めて承認を受けたアフターピル。日本では緊急避妊薬の第一選択として推奨されているほか、WHO (世界保健機関) の緊急避妊の必須薬の指定も受けており世界中で使用されています。72時間以内に服用することで、妊娠阻止率は85%、また24時間以内に服用した場合には妊娠阻止率は95%と高い確率で妊娠を防ぐことができます。時間が経つほど妊娠阻止率は下がるため、避妊に失敗してからなるべく早いタイミングで服用することが重要です。また、ノルレボのジェネリック薬として「レボノルゲストレル」も同様の確率で効果が見込めます。
- ● 服用方法:1錠を1回服用。
- ● 有効成分:レボノルゲストレル (黄体ホルモン)
- ● 副作用:吐き気、頭痛、倦怠感など。ただし比較的副作用が起こりにくいと言われています。
- ● 価格:8,000〜20,000円(病院やサービスによって価格差があり)
「エラワン」は、性交渉後120時間以内の服用で効果を発揮するアフターピルです。子宮筋腫治療薬としても使用されています。120時間以内の服用であれば、妊娠阻止率は95%とされています。また、先に紹介した「ノルレボ」をはじめ “レボノルゲストレル” を主成分とするアフターピルでは、BMI値30以上の肥満 女性は効果を十分に得られないと言われていましたが、「エラワン」では効果が得られるとされています。また、エラワンのジェネリック薬「エラ」も同様の確率で効果が見込めます。主な副作用として消退出血 (子宮内膜が剥がれ落ちることでおこる出血) があるため、服用時はナプキンをしておくとよいでしょう。
120時間以内=5日以内の服用で効果があるため時間的な猶予も長く、海外ではメジャーなアフターピルですが、日本では未承認のお薬です。そのため、万が一重い副作用が出た場合でも医薬品副作用被害救済制度が使用できない点は注意しましょう。
- ● 服用方法:1錠を1回服用。
- ● 有効成分:ウリプリスタル酢酸エステル
- ● 副作用:不正出血、消退出血、吐き気、頭痛など。
- ● 価格:8,000〜15,000円(病院やサービスによって価格差があり)
「プラノバール」は、正確には緊急避妊薬ではなく中容量ピルの1種。性交渉後72時間以内に2錠を12時間ごとに2回 (計4錠) 服用する “ヤッペ法” という避妊方法に使用されます。ヤッペ法は、かつて緊急避妊法として日本で最も一般的に行われてきた方法です。72時間以内に内服することで妊娠阻止率は57%とアフターピルよりも妊娠を阻止できる確率は低く、特に吐き気 ・嘔吐の副作用も起こりやすいこともあり、現在ではアフターピルでの緊急避妊が一般的になっています。処方の際には吐き気止めも同時に処方されることも多いです。アフターピルとくらべて価格が低いことが特徴です。
- ● 服用方法:2錠を2回(計4錠)服用。
- ● 有効成分:エストロゲン (卵胞ホルモン) 、プロゲステロン (黄体ホルモン)
- ● 副作用:吐き気、嘔吐、頭痛、めまいなど。
- ● 価格:4,000〜8,000円(病院やサービスによって価格差があり)
アフターピル処方の注意点
アフターピルは、病院での処方でも、オンライン通販サービスでも “保険適用外” 扱いとなり、“実費” となります。これは、アフターピルの利用目的が病気やけがではなく避妊 (妊娠の予防) と判断されるからです。
産婦人科、婦人科でアフターピルを処方してもらう場合は、まず病院に行き、問診票を記載し、医師から服用方法などの説明を受けて処方箋をもらい、薬局でアフターピルを受け取るという流れが一般的です。一方、アフターピルのオンライン通販サービスを利用する場合は、web上で問診票を記載してオンライン診療を予約し、診療を行い、自宅にアフターピルを配達してもらうという流れになります。
アフターピルでの緊急避妊は、服用タイミングが早ければ早いほど望まない妊娠を防げる確率が上がります。そのため避妊に失敗したタイミングからできるだけ早く薬を手に入れ、服用することが重要です。病院での処方の場合は、病院の診療時間や定休日などの影響で、アフターピルが欲しい時にすぐに手に入らないといったことも多いと考えられます。
アフターピルのオンライン通販の場合は、365日24時間で問診受付やオンライン診療を行っていることも多く、当日配送にも対応している場合もあるので便利です。 藤東クリニックの藤東先生によると、近くに産婦人科や婦人科がない場合にもアフターピルのオンライン通販サービスがおすすめだそう。また、アフターピルのオンライン通販サービスの多くはプライバシーに配慮して、中身の特定がしずらいように配達をしています。同居の方にも中身がバレにくいように工夫されているので安心です。
アフターピル通販サービス選びのポイント
アフターピルをオンライン通販サービスで購入する場合には、以下のポイントをチェックするようにしましょう。
アフターピルのオンライン通販サービスによって、対応可能・予約可能な診療時間は異なります。問診・診療後のアフターピルの処方、配送となるため、希望の日程で診療(診療予約)が可能か確認しましょう。
アフターピルは、服用が早ければ早いほど高い確率で望まない妊娠を防ぐことができるため、なるべく早く手元に届くサービスを選ぶことが望ましいです。受け取り場所によっては、翌日配達の対象外の場合もあるため注意しましょう。サービスによっては当日数時間で配達してくれるオプションを用意している場合もあります。
アフターピルには、72時間以内、または120時間以内の服用で高い効果を発揮する2種類のタイプがあります。72時間ピルしか取り扱いのないサービスもあるため、希望のアフターピルの取り扱いがあるか事前に確認しましょう。また、サービスによってピルの価格や診察料、送料も異なるためチェックしましょう。
サービスごとの特徴
「ソクピル」の強みは、その名の通りすぐにアフターピルが手に入ること。16:00までに決済完了で、原則翌日にピルをお届けしてもらえます。また、有料の「エクスプレス発送」を選択すると、関東圏の場合は当日10時までの決済完了、東京23区は17時までの決済完了で当日に発送可能。最短1時間でピルが手元に届きますよ。 (2024年8月現在)
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10〜30代の「安心して利用できるオンラインピル処方サービス」1位にも選ばれている「メデリピル」。アフターピルの処方も可能で、予約から診療までLINEで完結するのも便利です。平日、土日祝日に関わらず最短翌日に発送可能で、東京23区内の場合は有料で当日にお届けしてくれるサービスもあります (2024年5月現在) 。
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「エニピル」の特徴は365日24時間いつでもオンライン診療が可能なこと。予約なしで問診票の回答後、最短10分で診療を受けられます。東京23区在住であれば最短1時間でお届けも可能なため、不安で急を要する緊急避妊時には心強いサービスです。72時間ピル、120時間ピルのどちらも取り扱いがあり、副作用が心配な方には吐き気止め、むくみ止めのお薬も同時に処方が可能です。
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「あしたのクリニック」の特徴は、24時間診療を対応していること。ビデオ通話か電話での診療が選べます。また、当日発送の締切時間は他サービスよりも遅めで、18:10までに受付をすることでアフターピルを当日発送してくれます。東京23区内の場合は最短1時間、原則3時間以内でアフターピルを届けてくれるエクスプレス発送の有料サービスもあるため、スピーディーにアフターピルを入手したい方におすすめです。また、「ノルレボ」ジェネリックの「マドンナ」の取り扱いもあるため、比較的安く72時間ピルを入手できるのもポイント。
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