
生理前の不調や妊活にプラスになる?女性に人気のフィットネス5選
実は「運動習慣のない女性」は約7割
厚生労働省の「令和5年(2023年)国民健康・栄養調査」によると、運動習慣のある女性は約3割にとどまっており多くの女性が運動不足を感じているのが現状です。
運動というとダイエットをイメージする方が多くいらっしゃると思います。しかし、適度な運動は単なるダイエットのためだけではありません。 女性医療クリニックLUNAの小野寺先生も、月経前の不調には無理のない範囲で体を動かすことを推奨されています。 運動によって血流が改善し、自律神経が整うことで、ホルモンバランスや心の安定にもよい影響が期待できるからです。
また、医療法人社団愛慈会松本レディースクリニック理事長の松本先生も「妊活をはじめたい」と思ったら、まずは適度な運動と日々の生活の見直しを奨めています。妊活中の方にとっても日常的な運動は「妊娠に向けた体づくり」の土台になるといわれています。
フィットネスとは?ダイエットとの違い
女性が運動習慣を身につけるのにおすすめなのが「フィットネス」です。フィットネス(Fitness)とは、もともと英語で「体力」を意味する言葉ですが、日本では「健康の維持・増進のために行う運動」という意味で広く使われています。具体的には、筋力や柔軟性を高め、BMI(体格指数)や体脂肪率を適正な状態へ整えていくことを目的としています。
一方で「ダイエット」は、一般的に食事制限による摂取カロリーのコントロールや、体重を減らすことを目的としたものです。
女性におすすめのフィットネス5選
では、具体的にどんなフィットネスが女性の体に優しいのでしょうか?ここからは、無理なく続けられる人気のフィットネスを5つ紹介していきます。
フィットネス選びは、生理前の不調の改善や妊活といった目的に合わせて選ぶことが大切です。それぞれのフィットネスがどのようにプラスに働くのか、筆者の経験を踏まえて説明します。
悩みに合わせてメニューを考えてくれる「パーソナルトレーニング」
「今日は肩が凝っている」「今日は下半身が重い」など、生理前のコンディションは日によってバラバラ。プロのトレーナーがマンツーマンでつくパーソナルトレーニングなら、その日の体調に合わせた最適なメニューを組んでもらえます。無理をせず、でも着実に運動習慣を身につけたい方におすすめです。
筆者が5つのフィットネスの中で最も長く続けられたのがパーソナルトレーニングでした。約4年間ほど通いましたが、トレーニングだけでなくトレーナーさんとの雑談がよい気分転換にもなりました。
自分のペースで進めたい方におすすめの「ジム(セルフトレーニング)」
「今日はストレッチだけにしよう」「今日は上半身だけにしよう」と、自分の体と相談しながら進めたい方には、24時間営業しているジムなどのセルフトレーニングがおすすめ。周囲のペースを気にせず、自分の「心地よさ」を優先して運動することで、生理前のストレス解消にもつながります。筆者の場合、パーソナルトレーニングで教わった知識があったからこそ、一人でも正しく体を動かせるようになりました。現在は週に1回ジムに通いながら、行けない日は宅トレを行っています。
妊活中の方には骨盤周りの血流と呼吸を整える「ピラティス」
ピラティスは、骨盤周りの深い筋肉(インナーマッスル)を鍛えるエクササイズです。骨盤内の血流がスムーズになることで、生理前の「腰の重さ」を和らげるだけでなく、妊活中の方にとっても、子宮や卵巣の環境を整える「めぐりのよい体づくり」をサポートしてくれます。
また、ピラティス特有の深い呼吸は自律神経を整え、妊活中のストレスやモヤモヤを落ち着かせる効果も期待できます。筆者はピラティスで呼吸法を習いましたが、これが生理前のリラックスしたい時だけでなく、不妊治療の緊張する場面でも心の支えになりました。
骨盤周りを鍛えるなら、女性専用マシンピラティススタジオ「the SILK(ザ シルク)」がおすすめです。専用マシン「リフォーマー」を使用したグループレッスンで、音楽に合わせて楽しく行われ、初心者の方も安心です。マシンが体の動きを的確にサポートするため、運動が苦手な方や筋力に自信がない方でも、効率よくインナーマッスルや体幹を鍛えられます。
現在は全国32店舗で無料体験レッスンを実施中だそう。ウェアなどがセットになった「手ぶら体験」付きなので、準備なしで気軽に参加できるそうですよ。
情報引用元:the SILK
体を動かしながら温活もできる「ホットヨガ」
妊活において「冷え」は大敵。温かい環境で行うホットヨガは、筋肉をほぐしながら体の芯から温めることができるのでおすすめです。柔軟性が高まることで股関節周りのめぐりが整い、妊娠に向けた体づくりをサポート。たっぷり汗をかくことで、妊活中の不安やプレッシャーのリフレッシュにも効果的です。筆者も仕事終わりに通っていた経験があり、一日の疲れがデトックスされるような心地よさが感じられました。「まずは体を動かす習慣をつけたい」という方には入門としてぴったりだと思います。
忙しい妊活中の方には隙間時間を活用する「宅トレ」
通院や仕事で忙しい妊活中の方には、自宅でできる「宅トレ」がおすすめです。YouTubeやInstagramなどの動画配信サービスを活用すれば、5分〜10分の短時間でもトレーニングができます。外に出る準備が不要で、気負わず毎日続けられます。無理な負荷をかけず、血流をうながす習慣をつくるのにぴったりです。
運動を習慣にするコツは「記録する」こと
運動を続けるうえで大切なことは、続けていることに気づける仕組みを持つことです。その一つが、日々の運動や体調を記録すること。
生理や体調の変化を記録できるアプリを活用すれば、生理周期と運動内容を一緒に振り返ることができます。生理・体調管理アプリの「ペアケア」は、その日の運動内容だけでなく、体重やBMIの変化も手軽に記録できます。生理周期による気分の波がある時こそ、これまでの記録を振り返ることで「自分はこれだけ頑張ってきたんだ」と自信にもつながります。

まとめ
この記事では、生理前の不調や妊活中の方にも取り入れやすい、女性に人気のフィットネスを5つご紹介しました。運動や記録といった日々の小さな積み重ねは、体調の波に振り回されにくい体づくりの土台になります。
ただし、特に生理痛がひどい時や、不妊治療中で採卵前後や胚移植直後といったデリケートな時期は、運動の内容に注意が必要です。クリニックから安静を指示されたり、運動を控えるよう伝えられたりすることも多いため、特定の時期の運動については必ず主治医に相談し、その指示に従うようにしましょう。
ストレスも生理の遅れや不調の原因になるといわれています。筆者自身、何度も結果が出ない妊活に心が折れそうになった時期がありました。そんな時、体を動かすことが、何よりのリフレッシュにつながりました。この記事が、ご自身の体と向き合いながら無理なく運動を取り入れるきっかけになれば幸いです。





















