妊活準備って何をしたらいいの?妊娠するためにまず気をつけること

そもそも「妊活」とは
そもそも「妊活」とはどのような意味なのでしょうか?


医療用語ではありませんが、一般的に “妊娠に関わる活動全般” を「妊活」と呼んでいます。
妊活を始めたいなと思ったら
「妊活」を始めたいなと思ったらどのようなことに気をつけるとよいでしょうか?


まずは体調管理を見直すところから始めてみましょう。妊娠に関わる子宮や卵巣も臓器のひとつ。適度な運動や休息を取り、日々の生活を見直し、身体のコンディションを整えることが大切です。
または、排卵日を予測するアプリやサービスもたくさんありますから、まずそのようなものを活用してみるのもよいですね。
排卵日を把握することが大切なんですね。


そうですね。ですが “排卵” は妊娠の要素のひとつでしかありません。排卵がうまくいって、その排卵日が予測できたとしても、排卵された卵子が卵管の中にうまく取り込めなかったり、受精がうまくいかなければ妊娠はしません。妊娠にはさまざまなプロセスが必要なため、排卵の有無や排卵日の予測がうまくできたとしても、必ずしも妊娠する訳ではないことを心に留めておきましょう。

妊娠を考えるときに男性が気をつけること
妊娠を望んでいるとき、男性側は何か気をつけることはありますか?


男性の精子は個人差がありますが、毎日5,000万〜数億匹作られます。年齢や健康状態によっても左右されるため、まずは食事や体調管理を行い、休息をしっかりとることが大切です。
そうですね。精神的なストレスも悪い影響があります。
また、身体の酸化作用に抗酸化作用が追いつかなくなった状態を “酸化ストレス” と呼ぶのですが、精子の量や質はこの “酸化ストレス” に影響を受けやすいことがわかっています。酸化ストレスの原因としては、過度の運動や加齢、不規則な生活、栄養バランスの偏った食事、喫煙や深酒などが挙げられます。
なるほど。女性だけではなく、男性側も日ごろの生活を見直す必要があるのですね。


はい。不妊は女性一人の問題ではないので、男性側も同じ目標に向かって努力する必要があると思います。薬やサプリなど手っ取り早い方法を探すだけではなく、喫煙や深酒をしていないか、生活が不規則になっていないかなど、 まずはご自身の生活習慣を見直し、改善に努めることが大切です。
「不妊治療」をはじめるタイミング
なかなか妊娠できないと感じたら不妊治療を受けるべきなのでしょうか?


そうですね、うまくいかないと感じたら不妊治療専門のクリニックを受診してもらうのがよいと思います。医学的には、1年以上避妊せずに性行為を続けているのにもかかわらず、妊娠しない状態のことを “不妊” と呼びます。ですが、早めに妊娠したい場合は妊娠するのに1年も待つのは時間がもったいないので、思い立った時に受診していただくのがおすすめです。
なるほど。妊娠を急ぐ場合は早めにクリニックを受診してもよいのですね。


はい。特に女性は男性にくらべて年齢が妊娠に影響しやすいので、そろそろ本当に妊娠したいと思ったら、体外受精もできるような不妊治療専門のクリニックを受診するのがよいでしょう。クリニックでは短期決戦で早めに妊娠できるようにサポートが受けられます。妊娠に対する考え方は人それぞれなので治療方法や治療期間には個人差はありますが、私のクリニックでは半年〜1年以内での妊娠を目標に治療に当たっています。
確かに女性は年齢によって妊孕性(にんようせい・妊娠する力)が低下するので、できるだけ早く妊娠できるような環境に身を置くことは大切ですね。



はい。現代は人生の選択肢が多く価値観も多様化しています。働く女性の中にはキャリアを大切にしたい方も多いと思います。でももしご夫婦の生き方として、自分たちの子供を産み育て るということが重要なのであれば、ぜひよく話し合い同じ目標に向かって真摯に向き合っていただきたいと思います。
松本先生、ありがとうございました!

まとめ
この記事では、松本先生に「妊活準備」についてお話いただきました。 ポイントをまとめると下記の通りです。
- 医学用語ではないが “妊娠に関わる活動全般” のことを一般的に「妊活」と呼ぶ。
- 適度な運動や休息を取り、日々の生活を見直し、身体のコンディションを整えることが妊活の基本となる。
- 排卵日を予測するアプリやサービスを使って排卵日を把握することも大切。
- 男性側が妊活のためにできることとしては、食事や体調管理を行い、休息をしっかりとること、過度な運動や喫煙、深酒、ストレスの蓄積を避けることなどが挙げられる。
- 女性は年齢によって妊孕性(にんようせい・妊娠する力)が低下するため、妊活に焦りや不安を感じた場合には早めに不妊治療専門のクリニックを受診し、専門家のサポートの元で早めの妊娠を目指すのもよい。
妊活には女性だけではなく、男性側の努力や気遣いも必要。パートナーとよく話し合い、時に不妊治療を受けたり専門家のサポートも受けながら、ふたりで真摯に向き合うことが大切です。
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2007年 聖マリ アンナ医科大学卒業
2010年 東京大学産婦人科学教室 入局
2013年〜2017年 東京大学大学院医学研究科博士課程 医学博士
着床の研究に従事
2017年 東京大学医学部附属病院 助教
2018年 松本レディースクリニック 副院長
2020年 松本レディースリプロダクションオフィス 院長
一般社団法人メディカルフェムテックコンソーシアム 理事長
2021年 医療法人社団愛慈会松本レディースクリニック 理事長
2022年 JISART 理事






















