生理前や生理中の冷えはどうしたらいいですか?
生理期間の冷えの原因
生理前に冷えを感じるのはなぜでしょうか?
月経前の2週間は高温期のため、体温自体高い時期になります。
その時期に身体が熱くなっていることで、寒気や冷えを感じる人が多いです。
生理中の冷えはなぜでしょうか?
月経期になると子宮内膜が剥がれると同時に体温が下がります。その影響で体の冷えを感じることが多いです。
冷えによる身体への影響
冷えを感じると身体にどんな影響があるのでしょうか?
冷えを感じると、血行が悪くなることで頭痛などの症状が起こることがあり ます。また、月経困難症やPMS(月経前症候群)が酷くなることがあります。
冷えが悪化すると妊娠にも影響すると言われています。
冷えが原因なんですね。
何か冷え対策にした方が良いことはありますか?
生理期間の冷え対策
冷たい食べ物や飲み物は控え、特に腹部は暖かくした方が良いです。腹巻きやレッグウォーマー、使い捨てカイロなどの体を温めるアイテムを利用したり、下半身を冷やさないような服装をするよう心がけましょう。
また、生理前や生理中だけではなく、普段の生活から冷えないようには心がける必要があります。
冷え性の方も多いですもんね。
小野寺先生、ありがとうございました!
まとめ
この記事では、小野寺先生に「生理前〜生理中の冷えや寒気」について、お話しいただきました。 ポイントをまとめると下記の通りです。
- 生理前は普段より体温が高いため、寒気や冷えを感じやすい。
- 生理中は子宮内膜が剥がれると同時に体温が下がる。その影響で体の冷えを感じやすい。
- 体が冷え血行が悪くなることで、月経困難症やPMS(月経前症候群)の症状が起こったり、重くなったりすることがある。
- 生理期間は体を温めるアイテムを利用したり、下半身を冷や さないような服装をすることが大切。
女性にとって冷えは大敵。特に生理期間は体を冷やさないように、服装や食べ物に気を使うようにしましょう。
“命の母"とコラボレーションし、暖かさの観点から更年期女性のこころとからだの健康を考えたカイロ。よもぎや生姜の香りでリラックスしながら、じんわりと温まれますよ。
カイロの表面はナプキンのようなふんわりとした生地で、お肌に当たっても安心。通常のカイロよりも低い「約40℃」の温度で、ほのかな温かさが心地よい商品で す。温かすぎないので、腹部にカイロを貼ったときに水蒸気で肌がベタつくこともなく快適に使用できます。
レンジで加熱して使うあったかグッズです。表面と裏面で低温・高温を調整できるので、体調に合わせて活用できそうです。繰り返し使えるので、湯たんぽがわりにも重宝しそうです。
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女性医療クリニックLUNA横浜元町 副院長
日本産科婦人科学会認定専門医
2014年 久留米大学医学部卒業
2016年 東京都立大塚病院
2019年12月 女性医療クリニックLUNA横浜元町で婦人科外来を開始