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「アフターピル」って?何時間以内に飲めばいいの?

「アフターピル」って?何時間以内に飲めばいいの?

「アフターピル」について、藤東クリニックの院長・藤東先生に聞いてみました。
公開日:
更新日:
藤東クリニック  理事長・院長  藤東淳也先生
監修医師
藤東クリニック 理事長・院長
藤東 淳也

「アフターピル」とは

避妊に失敗した際はどんなピルを飲めばいいのでしょうか?

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藤東クリニック  理事長・院長  藤東淳也先生

避妊に失敗した際は「アフターピル」というピルを処方します。性行為後72時間以内に服用することで妊娠を防ぐことができるホルモン剤です。”緊急避妊薬” とも呼ばれます。

アフターピルの服用時間と妊娠阻止率

72時間以内に服用すれば妊娠は防げるのでしょうか?

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藤東クリニック  理事長・院長  藤東淳也先生

時間が経つほど妊娠阻止率は低くなってしまいますので、避妊に失敗したタイミングからできるだけ早く服用することが重要です。性行為後24時間以内に服用すると約95%の確率で妊娠を阻止できますが、72時間以内の服用で84%と徐々に確率は低下していきます。

72時間以上時間経ってしまった場合はどうしたらよいのでしょうか?

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藤東クリニック  理事長・院長  藤東淳也先生

その場合はアフターピルでは効果がないため、婦人科や産婦人科の先生に相談して、対応を決めることになりますね。

アフターピルを入手するには

アフターピルはどこで手に入るのでしょうか?

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藤東クリニック  理事長・院長  藤東淳也先生

婦人科や産婦人科を受診すると、処方してもらえます。最近はオンライン診療でも処方してもらえる場合もあるので、近くに病院がない場合はそのような方法もおすすめです。ただし、使用する本人の診療が必要なため、男性が処方してもらったり購入することはできません。

そうなんですね。藤東先生、教えていただきありがとうございました。

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まとめ

この記事では、藤東先生に「アフターピル」についてお話いただきました。 ポイントをまとめると下記の通りです。

  • 「アフターピル」は避妊に失敗した際に処方されるホルモン剤。「緊急避妊薬」とも呼ばれる。
  • 性行為後72時間以内にアフターピルを服用することで妊娠を防ぐことができる。時間が経つほど妊娠阻止率は低くなる。
  • 性行為後24時間以内に服用すると約95%の確率で妊娠を阻止できる。
  • アフターピルは婦人科や産婦人科を本人が受診すると処方できる。
  • 男性が処方してもらったり購入することはできない。

アフターピルは、緊急避妊薬として知られています。避妊を失敗した際や性的暴力などの緊急事態に服用することができます。性行為後72時間以内に服用することが推奨されています。しかし、ピルには副作用があるため、医師の指示に従って正しく服用することが重要です。

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お話してくれた先生
経歴

藤東クリニック 理事長・院長
1993年4月 東京医科大学病院 産科婦人科学教室 研修医
1994年5月 中野総合病院 産婦人科 医員
1995年6月 戸田中央産院 産婦人科 医員
1995年11月 東京医科大学 産科婦人科学教室 研究員
1997年4月 東京医科大学産科婦人科学教室 助手
1999年3月 東京医科大学麻酔科学教室
1999年7月 東京医科大学八王子医療センタ- 産科婦人科医長
2002年4月 東京医科大学産科婦人科学教室 助手
2002年5月 米国カンザス大学医学部 細胞生物学教室へ留学
2004年4月 東京医科大学産科婦人科学教室 講師
2004年11月 東京医科大学病院産科婦人科学教室 医局長
2008年6月 県立広島病院 婦人科部長
2010年6月 産科・婦人科 藤東クリニック 院長
2015年11月 医療法人双藤会 理事長

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