基礎体温の正しい測り方って?おすすめの体温計は?
基礎体温とは?
基礎体温とは ”肉体・精神的に安静状態にあるときの体温” のこと。日常生活の行動で人間の体温は変化するので、最小限のエネルギーしか消費していない「寝ているときの体温」が基礎体温に当たります。そのため、基礎体温は朝起きてすぐの状態で測ります。
基礎体温を測る意味って?
基礎体温の変化を見ることで、身体の変化にいち早く気付くことができます。「たから女性クリニック」の塚越先生によると、排卵後は黄体ホルモンが脳の視床下部にある体温調節中枢に作用し、体温が上がるのだそう。そのため、基礎体温を測ることで「排卵の有無や時期」や「妊娠の有無」、「次の生理の時期」などを把握することができますよ。また、更年期に入ると基礎体温の高低差が小さくなるため、更年期症状の早期発見にも役立ちます。
基礎体温から次の生理の時期や排卵の有無など多くのことがわかるため、次のような方は基礎体温を計測するのがおすすめです。
- ● 妊娠を希望している方
- ● 月経不順の方
- ● ダイエットで太りやすい時期、痩せやすい時期を知りたい方
- ● 更年期の症状が気になる方
基礎体温を測るには?
基礎体温を測るには「基礎体温計(婦人体温計)」を使用します。普通の体温計では測れないの?と思われるかもしれませんが、基礎体温は36.53℃、36.04℃など、小数点第二位まで記録します。そのため、表示温度がより細かい基礎体温計を使って計測します。
基礎体温の測り方
基礎体温の基本的な測り方をご紹介します。最小限のエネルギーしか消費していない「寝ているときの体温」が基礎体温に当たるため、起きてすぐ計測できるように枕元に基礎体温計を用意しておきましょう。また、できるだけ毎日同じ時間に測るようにしましょう。
①夜寝る前に基礎体温計を枕元に用意しておきます。
②朝、目が覚めたら、ベッドや布団に寝たまま動かず、基礎温度計を舌の裏側に当てます。
③婦人体温計を舌で押さえて、口を閉じて計測します。
基礎体温の記録の仕方
計測したあとは基礎体温表に記録します。基礎体温表は病院やインターネットでも手に入るので、自分にあった方法で記録していきましょう。
実はペアケアでも基礎体温の記録が可能です。トーク画面で4桁の数字を入力するだけで簡単にグラフに記録されます。たとえば「36.45℃」なら「3645」と入力するだけ。グラフデータは簡単にダウンロードできるので、印刷してお医者さんに見せる際にも便利ですよ。
※ グラフデータのダウンロードは プレミアムプラン 限定の機能です。
おすすめの婦人体温計
約10秒で検温できる予測式の婦人体温計。スマートフォンやパソコンで、体温管理やリズム管理もできる便利な機能や目覚まし機能も付いています。予測検温終了後にそのまま体温計をくわえ続けると実測検温もできるので、確実な温度を知りたい方にもおすすめの体温計です。
ベーシックな機能を備えた実測式の婦人体温計。価格もリーズナブルなので、初めて婦人体温計を使う方にもおすすめの商品です。
基礎体温から身体の変化に気付こう
基礎体温を計測することは、自分の身体の変化にいち早く気付くきっかけになります。何かあったときにすぐに異変に気づけるように、普段から計測しておきましょう。また、記録しておけばお医者さんに見せて診断を受けることもできるので記録するようにしておきましょう。