生理中には「バナナ」がおすすめ!含まれる栄養素とおすすめレシピまとめ
生理中には「バナナ」がおすすめ!
さまざまな栄養素を豊富に含んでおり、身近なフルーツといえば「バナナ」。調理せずにそのまま手軽に摂取できるのも嬉しいですよね。バナナには生理中の不調を改善する栄養素がたっぷりと含まれています。
「バナナ」に含まれる栄養素とその効果
今回は「バナナ」に含まれる栄養素の中でも、生理期間の不調に効果が期待できる栄養素をまとめてみました。
神経伝達物質を作るのに必要な栄養素が「ビタミンB6」。バナナにはビタミンB6が多く含まれています。イライラ・憂鬱などの心の不調にも効果があるといわれているため、PMSに悩む方にビタミンB6を多く含むバナナはおすすめの食べ物です。
バナナに含まれる「トリプトファン」は必須アミノ酸の一種で、”幸せホルモン”とも呼ばれる「セロトニン」の元になる栄養素。精神的にも不安定になりがちな生理期間にぜひ摂っておきたい栄養素です。「トリプトファン」が「炭水化物」や先に紹介した「ビタミンB6」と結びつくことによってセロトニンが効率的につくれます。バナナにはこの3つの成分が含まれているため、セロトニンを増やすにはぴったりの食材といえます。
生理前後の生理痛対策に効果的なのが「マグネシウム」です。マグネシウムには筋肉の収縮を調整する機能があるため、生理痛の原因となる子宮の収縮を抑えてくれます。バナナはこのマグネシウムの含有量が多く、フルーツの中ではトップクラス。調理いらずで気軽に食べられるのでぜひ取り入れてみてくださいね。
生理中の悩みで多いのが “むくみ”。そんなむくみに効果的な栄養素が「カリウム」です。バナナのカリウム含有量はフルーツの中ではトップクラス。カリウムには体内の塩分の排出を促す作用があるため、むくみ解消に役立ちますよ。
「バナナ」を使った生理中におすすめレシピ
そのまま食べてもおいしいバナナですが、アレンジして摂取するのもおすすめ。生理中にぴったりのレシピをまとめてみました。
豆乳に含まれるイソフラボンは女性ホルモンの一種のエストロゲンと化学構造が似ており、似た働きをすると考えられています。そのため、生理痛を和らげる効果が期待できます。黒ごまも合わせた栄養たっぷりの飲み物です。
栄養たっぷりのオートミールを使ったヘルシーなパンケーキ。砂糖不使用でもバナナの甘味だけでおいしくいただけますよ。生理中は糖質を取りすぎると生理痛を強めてしまう可能性もあるので、甘いものはできるだけ控えるのがおすすめです。
「バナナ」で生理中の不調を改善しよう
調理不要で生で気軽に食べられて栄養たっぷりのバナナは生理中にぴったりのフルーツです。心の不調やむくみにも効果が期待できるので、ぜひ食生活に取り入れてみてくださいね。他の食材もバランスよく取り入れながら、生理期間の不調改善をめざしましょう!
まとめ
この記事では、生理中に「バナナ」をおすすめする理由や含まれる栄養素ついてご紹介しました。 ポイントをまとめると下記の通りです。
- バナナに多く含まれる「ビタミンB6」はイライラ・憂鬱などの心の不調に効果が期待できる。
- バナナに含まれる「トリプトファン」は、”幸せホルモン”とも呼ばれる「セロトニン」の元になる栄養素で、心の不調に効果が期待できる。
- バナナに多く含まれる「マグネシウム」は、生理痛の原因となる子宮の収縮を抑える効果が期待できる。
- バナナに多く含ま れる「カリウム」は、むくみ解消に効果的。フルーツの中ではトップクラスも含有量です。
バナナには生理期間に摂りたい栄養素が豊富に含まれています。生理期間の食事に取り入れて、体調改善を目指しましょう。