正しく使えてる?コンドームの使い方
「コンドーム」の正しい使い方を知っていますか?今回はコンドームの正しい使用方法や避妊効果、選び方、注意点を詳しく解説。コンドーム使用時に妊娠する確率など、よくある質問にも答えます。避妊だけでなく性感染症の予防にも有効であるコンドーム。望まない妊娠や病気からからだを守るために正しい知識を身につけましょう。
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コンドームの効果
コンドームの効果
「コンドーム」は、性交時に男性器に装着して使用する、薄いゴムでできた袋状の避妊具です。性交時に射精された精子がコンドームにとどまり、女性の膣内に侵入するのを防ぐことで避妊につながります。正しく使用することで約85%の避妊効果が得られると言われており、避妊以外にも性感染症予防にもなるため、望まない妊娠や自分のからだを守るためにも重要なアイテムです。
コンドームの使い方
コンドームの使い方
① コンドームの袋を開ける。この時コンドーム本体を破かないように気を付ける。
② コンドームの表裏を確認する。
③ 精子をためる部分をつまみ、空気を抜きながら男性器にかぶせる。
④ 男性器の根元までしっかりとかぶせて装着完了です。
コンドームと避妊
コンドームと避妊
今回はコンドームに関するよくある疑問や誤解をまとめてみました。
コンドームをつければ絶対に妊娠しない?
コンドームを使用することで約85%の避妊効果があるとされていますが、100%ではありません。確実に避妊をしたい場合には低用量ピルを服用し、より避妊効果を高めるのがよいでしょう。またコンドームが破れてしまったり、性行為中に外れてしまったりして避妊に失敗するケースも少なくありません。避妊効果はあるものの、絶対に妊娠しないわけではない点に注意しましょう。
▶︎ 「低用量ピル」についてはこちらの記事をご覧ください。
排卵期じゃないからコンドームを付けなくていい?
妊娠しやすい日として知られている「排卵期」。排卵期は特に妊娠しやすい期間ですが、排卵期以外でも妊娠する可能性は十分にあります。妊娠を望んでいない場合や、性感染症予防のためにも時期を問わず性交時にはコンドームを使用するようにしましょう。
性行為の途中からコンドームを使用しても効果はある?
男性の精子は射精の前に出る分泌物(カウパー腺液)にも少量混じっています。そのため性行為の途中からコンドームを使用しても避妊効果は不完全です。必ず男性器を挿入する前から使用するようにしましょう。