【薬局で買える】女性におすすめ「漢方薬」9選。生理痛や更年期にも効く?
「漢方薬」とは?
「漢方薬」とは、薬効を有する植物や鉱物、動物の一部などから作られた生薬(しょうやく)を組み合わせて作られたお薬のこと。中国が起源で日本で発展した「漢方医学」で使われ、病院でも処方される身近なお薬となっています。
「漢方薬」と「一般薬」の違いとは?
東京大学大学院医学系研究科(産婦人科)の平塚先生によると、「漢方薬」は生薬(薬効を有する植物や鉱物、動物の一部)を組み合わせて作るお薬なのに対して、「一般薬(西洋薬)」は、人工的に合成した化学成分で構成されているそう。漢方薬は体質や生活習慣から身体のバランスを改善していくことが目的なのに対し、一般薬では特定の症状をピンポイントで改善することを目的としています。
「漢方薬」は効果があるの?
東京大学大学院医学系研究科(産婦人科)の平塚先生によると、「漢方薬」の効き方には個人差があり、ものによって効果を感じる方、感じない方がいるようです。
「漢方薬」はどんな人におすすめ?
生理痛やPMS、更年期症状など、婦人科系症状の治療で処方されることが多いお薬として「低用量ピル」が挙げられます。東京大学大学院医学系研究科(産婦人科)の平塚先生によると、ピルを飲むことに抵抗のある方、そもそもピルを服用できない方(血圧が高い方、過度な喫煙、血栓症や乳がんの既往がある方など)、また過去にピルを服用して副作用が強く出てしまった方などに、漢方薬などピル以外での治療がおすすめ だそうです。
「漢方薬」の飲み方
漢方薬は、基本的には水または白湯溶かして飲んだ方が吸収がよくなり効果が期待できます。口の中に水や白湯を含み、漢方薬も合わせて口に含んでいっしょに飲み込む方法や、耐熱カップにお湯を入れて漢方薬を入れよく混ぜ合わせすこし冷ましてから飲む方法などがあります。
また、空腹時に服用するのが効果的と言われているので、なるべく食前30分前に服用しましょう。しかし飲み忘れた場合には思い出したタイミングでの服用でも問題ありません。
病院と薬局の「漢方薬」の違いは?
「漢方薬」は医療用医薬品なので病院でも処方してもらえるほか、一般の薬局でも販売されています。病院の処方でも薬局でもどちらも生薬成分は同じですが、薬局で買えるものの方は不特定多数の方が購入できることから、より安全性を高めるために成分量が少なく構成されている場合があります。
まずは「婦人科三大漢方」をご紹介
「加味逍遙散(かみしょうようさん)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」は “婦人科の三大漢方” と呼ばれ、婦人系の症状がある方によく処方される漢方薬です。
やや体力がない状態で、不安感やイライラした気持ち、冷え、のぼせ、更年期障害、生理不順などの改善に効果が見込めるお薬です。
比較的体力がある状態で、肩こり、めまい、腹痛、肩こり、のぼせ、足の冷え、にきび、しみ、生理痛、生理不順、更年期障害などの改善に効果が見込めるお薬です。
婦人科系症状に効く漢方薬は他にも
比較的体力がある状態で、腰痛、便秘、のぼせ、頭痛、めまい、肩こり、生理期間や産後の精神不安、生理痛、生理不順などの改善に効果が見込めるお薬です。
比較的体力がある状態で、のぼせ、肌がかさかさしてかゆい皮膚炎、月経困難症、生理不順、更年期障害などの改善に効果が見込めるお薬です。
つらい低気圧不調に!
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体質や症状に合わせて漢方薬を選んでみよう
漢方はさまざまな生薬の成分で構成されているため、複数の症状に効果が見込めるのが特徴。西洋薬と違って自然由来の生薬で構成されているので、安心感もありますよね。薬局やネット通販でも購入できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では「薬局で買える女性におすすめの漢方薬」をご紹介しました。 ポイントをまとめると下記の通りです。
- 「漢方薬」は、薬効を有する植物や鉱物、動物の一部などから作られた生薬を組み合わせて作られたお薬。
- 「一般薬(西洋薬)」は、人工的に合成した化学成分で構成されている。
- 「漢方薬」は体質や生活習慣から身体のバランスを改善していくことが目的なのに対し、一般薬では特定の症状をピンポイントで改善するこ とを目的としている。
- 「漢方薬」の効き方には個人差がある。
- 「漢方薬」は病院での処方のほか、薬局やネット通販でも購入できる。
- 「加味逍遙散(かみしょうようさん)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」は “婦人科の三大漢方” と呼ばれている。
- 生理痛やPMS、更年期症状など、婦人科系症状にも効果が見込める漢方薬がある。
その人の体質に合わせて選べ、体本来がもつバランスを整えていくことを目的とする「漢方薬」。自然の原料から作られるので安心感もありますよね。ただし、症状が重い場合には婦人科を受診するようにしてくださいね。