
生理前のむくみの原因と対策は?

生理前の「むくみ」が起こる理由
生理前になるとなぜむくむのでしょうか?


むくみは月経前症候群のひとつで、黄体ホルモンの作用によって起こります。
生理前は「分泌期」と言って子宮の内膜が分厚くなります。その子宮の内膜は、赤ちゃんが着床するためのベッドなのでふわふわの柔らかいベッドであることが条件なのですが、その内膜を水っぽく保つ作用が全身にも作用するため、生理前になるとむくみや、体重が増えやすくなります。
水分量が増えるのでしょうか?


そうですね。飲水量が同じでも 、生理前の高温期は尿量が減って、身体の中に水が溜まりやすくなります。循環する血液の量を増やして、妊娠に備えます。

むくみが起こったときの対処法や治療法
生理前はトイレに行く回数も減りそうですね。
むくみにはどのような対策をしたら良いのでしょうか?


当院では、低用量ピルか利尿剤を飲むことを勧め ています。
低用量ピルは、排卵を抑制することで黄体ホルモンが分泌されなくなり、身体が水っぽくなることを防ぎます。
利尿剤は、薬価としてはピルより安いですが、その代わりトイレが近くなったり、喉が渇きやすくなります。
利尿剤は、午前中に飲むものなので、午前中にトイレに行くことがはばかれる人には難しいですが、いつでもトイレに行ける人にはおすすめです。利尿剤を飲むと、薬の作用で身体から水分が抜けていきます。
利尿剤という方法もあるのですね。


利尿剤を使うと、カリウムという電解質が身体から逃げてしまうため、カリウムを補う食事が大事です。カリウムは果物や野菜に多く含まれているのでフルーツや野菜ジュースを飲むと良いでしょう。
むくみが気になる時に日常生活で気をつけること
日常生活で気をつけることはありますか?


お酒は利尿作用もありますが、水分を身体に貯めるため、過度の飲酒は避けた方が良いと思います。また、おつまみやお菓子に含まれる塩分によってもむくみやすくなるので、塩分の多い食事は控えましょう。
塩分を控えた方が良いのですね!塚越先生、ありがとうございました。

まとめ
この記事では、塚越先生に「生理前にむくみが起こる理由と対策」についてお話いただきました。 ポイントをまとめると下記の通りです。
- むくみは月経前症候群 (PMS) のひとつで、黄体ホルモンの作用によって起こる。
- 子宮内膜のに水分を多く蓄える作用が全身にも作用するため、むくみが起こったり、体重が増えやすくなる。
- むくみの対策としては利尿作用のあるカリウムを多く含む果物や野菜の摂 取がおすすめ。
- 気になる場合は、婦人科に相談して低用量ピルや利尿剤での治療も可能。
- おつまみやお菓子に含まれる塩分によってもむくみやすくなるので注意。
生理前は女性ホルモンのはたらきでむくみやすい時期。普段の食事でも対策できますが、あまりに症状が気になる場合は婦人科を受診してみましょう。
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